魔法使い養成学校の方で、久しぶりに記事の更新がありました。
まだ読んでいない方はぜひ目を通しておくことをおすすめします。
少なくとも、魔法使い養成学校に登録している人は読んでくださいね。
【重要】高次の世界における「方針大転換」について

その上で今後の記事を読んでいただければと思います。


最近の私は、スピリチュアル要素を出さないお仕事の比率が高いです。

ウェルスダイナミクスコンサルタントとしてのセッション依頼が増えたので、
スピリチュアルのスの字も出さずにセッションしたりしています。
めちゃくちゃ物理的に改善していく方法ばかりお伝えしております。

というわけで、今日の記事もウェルスのことなので、だいぶ物理次元寄りの話をします。
努力も行動もしないでラッキーハッピーな話は出てきません。(毎度か)


ウェルス関係で私が担当しているのは、
富のGPS診断セッション」というものです。
(協会の方から担当が割り振られるので絶対ではないのですが、
 タイミングがあえば私がセッション担当すると思いますんで、興味あれば・笑)

その人の適性を見る「プロファイルテスト」と、
現在地(レベル)を知る「スペクトルテスト」を受けていただいた上で、
目的地に向けた行動に対するアドバイスなどのセッションを行います。

私はスペクトルテストで、
「赤外線~オレンジ」と出た方のセッションを担当しています。

ざっくり言えば、「雇われて働いている人・専業主婦(夫)・無職の人」となります。
日本では人口の9割くらいがオレンジ以下と言われていますので、ほとんどの人になりますね。


潜在意識とかスピ系のYoutuberがウェルスのことを宣伝したらしく、
最近はそこから流れてくる人が増えました。
(またスピブーム来てるっぽいですね…)


あまりに多いので、「どんな紹介の仕方してるんだろう」と覗いてみたら、
得意を伸ばして苦手はやらない(外注)!自分自身の人生を生きる!
 そのためには適性を知るのが大事!

と。

まあ、「そうだねえ」と聞ける感じで、
フワフワ系の地に足がついていない話ではなかったのですが、

それが適用されるのはオレンジより上の人
(自分の強みや個性を自覚してきていて、それが発揮できている・物理的行動をしている)で、

この動画を見ている層の大半が、
この話をまだ適用させてはいけない「赤外線~赤」の人
(必要な行動をしていないor行動の方向性が間違っている・スピだけでどうにか人生が好転すると思っている)
なんだよなあ

というのが気にかかりました。


オレンジとは、
「月々の自分の収支がプラスになった上で、今収入が途絶えたとしても6ヶ月くらい食いつなげる貯えがある人」です。
(「配偶者が稼いでくれていて、それで6ヶ月耐えられる」という場合は、自分の力ではないので赤外線~赤となります)

その上で、「周りの人の為に働ける、貢献していくメンタルを持っている」状態です。
(ウェルスでは「お金に余裕が出ると心にも余裕が出るよね」的表現です)


月々の収支がマイナスなら赤外線、プラマイゼロなら赤となりますが、
この辺りのレベルの人に起こりうる問題としては、

・「やりたくないから」「向いていないから」と、必要なことから逃げている
・「自分自身を優先するんで!」と他人の都合を考えず迷惑をかける
・「自分の気持ちを最優先!」とお金のことを考えずに散財
・お金も人脈もないので苦手なことを外注しようにもできない
・そもそも自分が何をやりたいのか分からない
・自分のことでいっぱいいっぱいじゃあーーー!!!他人のことなんか知らん!!!

というようなことがあります。


「得意なことだけ」やってて問題ない人ってのは、
その人の「得意なこと」が他の人のためにもなっているからこそ
お互いに助け合えたり、お金を貰えたりするわけで、
まずそういったものが育ってない人は、育てる段階が必要です。

向いていることだって、スキルが身についていない時は
失敗したり、上手くいかなかったりすることもあります。
そういう時に、「向いていないんだ…」ってやめてしまうと、育つものも育たないのです。


また、いくら「皆の注目を浴びてガンガン進むのが得意」という人だって、
他に「今日の主役」という人がいるときには、目立ち過ぎないことが必要なこともあります。

それが分かっていないと、
「他人の結婚式で目立ちまくって主役をかすませる」という迷惑行為になってしまうかもしれません。


力が強くて格闘術を学んだ人でも、
「俺は道行く一般人をぶん殴って生きていきたいんだァー!」っていう目的に使ってしまえば、
現代日本では傷害罪でブタ箱行きですよ。(まあやってもいいのかもしれませんけど)


「私は〇〇タイプだから これは出来ません」と言い訳に使ってしまうのも違うんです。
才能があっても、使い方を間違えれば有効活用できません。


働いている会社で「この仕事をやってくれ」と言われて、「苦手だからパス」っていうわけにもいかないでしょう。
何かしら対策を取れなければ、会社からは「こいつアカンな」と認識されるので、オレンジからは遠のきます。

(オレンジは、会社からすると「能力があって会社の利益につながるので、手放したくない人材」となってきます)
(ゆえに育ちすぎると独立を阻まれたりしますので、独立したい人は会社に尽くしすぎないことも必要だったりね)


適性が無いことを一生懸命頑張ることで得られるものもあります。
スピ断ちすることでスピ能力が伸びることがあるんですけど、そんな感じ。

苦手なことに取り組むことで、「やっぱりあっちが得意なんだ!」ってのが際立ってきたり、
「これはもうやらなくていいや」とあきらめがついたり(笑)することがあります。


前述のYoutuberさんは、経歴や話の内容からすると、
「物理的に苦労や行動を重ねてきて、足りなかった最後のピースがスピリチュアルだった」人であると思われます。

かつ、スピに関わり出した時期を見るに、
スピリチュアルバブルの時に恩恵受けまくってた人なので、動画を見ている人が今後スピを学んで良くなるかは…(黙)


もちろん、考え方癖や、フォーカスの仕方で人生というものは随分変わるので、
潜在意識に関することを学ぶことで、ネガティブ思考から脱却で来たりもしますし、
潜在意識やスピに関する学びがダメだとは思いません。
私も随分助けられましたし。


ただ、ウェルスを使うのであれば、自分のレベルを見誤ると、必要な行動も見誤るので
「単なる適性診断~おもろ~」ではないんですよ、ってのをここに記しておきたいと思います。

(自分のタイプを知って満足してしまう人が多いのですが、それよりも他のコンテンツの方がマジで大事。マジで)


ウェルスダイナミクスはそもそもが起業家向けメソッドなので、
スペクトルでいうオレンジ~黄(自分のビジネスを持っている人)が活用しやすいものとなっています。

プロファイルの戦略(どう特性を活かせばいいか)が使えるのもオレンジ~黄の人なので、
そういう意味でも、スペクトルが赤外線~赤の人は、
自分の適性を活かす云々の前に、やるべき課題がいっぱいあるのです。


協会がこのセッションにつけているキャッチコピーにも問題があるなとは思ってて、

「苦しい努力ゼロ!!才能を100%発揮しながら、呼吸のように自然にお金を引き寄せる」

とか言うフレーズが響いちゃうんですよね…赤外線と赤には…


・ビジネスを持っている人が、自分の苦手を手放して、得意なことに注力できる⇒才能を100%発揮
・得意だから「頑張っている」という感覚が無い⇒『苦しい努力ゼロ』
・当たり前にやってしまうくらい好きなことに集中しているうちにビジネスが上手く回る⇒『お金を引き寄せる』

なので、「ラクして儲ける!なーんもしなくていいよ!」というわけではありません。
「働いていないけどお金が欲しい。投資する資金もない」という人には「仕事探しましょう」とか言います。普通に。