ブロック解除に関して、
イベント参加者さん・アナ塾生徒さんから同じようなお悩みをちょこちょこ頂くので、
少しずつお答えしていこうと思います企画でーす。

ブログで書くということは、だいたいの人にだいたい当てはまるくらいの内容です。
あんまり役に立たない結論になることもあるかもしれませんのでご容赦くだしあ。

 

メールでの相談は、
アナ塾受講中の方以外は個別応対しておりません。
普通にセッションになっちゃうので…

質問がある場合は、
個人セッションをご利用くださるか、
いつか記事で取り上げられることを願ってお問い合わせフォームから送ってください。
(後者の場合、いつになるか、答えるかは保証できません)


お悩み「ブロック解除が出来ている実感がありません…」


【アナさんからのお答え】

もう何度書いているか分からんくらい書いてますが、

『私の提供しているブロック解除ワークは、「行動に対する心理的ブレーキ」を外すワーク』

です。

なので、
「これまで出来なかった・上手くいかなかった行動」が「出来るようになった・上手くいくようになった」
なら、ブロック解除成功です。


というわけで、「ブロック解除が出来ているかどうか」をマジで確認しよう、実感を得ようと思ったら、
ぶっちゃけ

これまで上手くいかなかった状況と同じ場面を作って検証するしかない

です。


とはいえ、実際にワークを終えてその場で再現、というのもなかなか難しいので、
講座の中では「BEFORE」「AFTER」の確認を行います。



例えば、
「上司に大声で怒鳴られると、反射的に縮み上がってしまって、何もできなくなってしまう」
という場合。

【BEFOREの確認】
上司に怒鳴られるイメージをしてみる
⇒怖くて怖くて頭が真っ白になってしまう

【ワーク】
「大声で怒鳴られることの恐怖心はどこから来ているのか?」の掘り下げ
⇒「幼いころから父親に怒鳴られていた。当時はとても怖かった。特に記憶に残っているのは4歳の頃」
⇒過去の自分を癒すワークを行い、父親への恐怖心を和らげることができた

【AFTERの確認】
上司に怒鳴られるイメージをしてみる
⇒いい気はしないけれど、頭が真っ白になる感じではなく、これまでよりは落ち着いて考えられる

こんな感じです。
ぶっちゃけ、AFTERの時に「怒鳴られてもぜ~~んぜん平気!」ってなってなくてもいいです。
そこまでバチコーン!って外れないと思うし。


大事なのは、「BEFOREとAFTERで違う感覚が得られたかどうか」です。
これが少しでもあったなら、
「(程度の差は置いといて)ブロック解除は出来ている」ということです。


正直、ブロックは色々と絡み合っているので、1つの経験を癒したからって、
すぐ「スッキリ!」とはなることは ほとんどないと思っていた方が良いです。
スッキリ!ってなるほうが、実感は得やすいんですけどね、1人でやってるとなかなか難しいと思います。


私がブロック解除をすると、
「マジでなんとも思ないっていうか、そもそも『怒鳴られる』っていうことに意識が向かない」
っていうことが起きたりします。

講座とかでそれを経験してしまうと、「あのレベルで!」ってなるかもしれませんが
1人でやるときにそこを期待するとドツボにはまるから、まあ、

「ワークの前後でちょっとでも心持ちが変わっていればとりあえずオッケー」
「ワークの前後でちょっとでも違う行動が取れそうだ、とイメージできればオッケー」
だと思ってください。


また、ブロック解除というものは、1つの過去を癒したからどうにかなるとは限りません。

上記の例だと、
「男性は怒鳴るものである(と設定づけているので、そういう人に無意識的に近づいてしまう)」とか、
「怒鳴る=自分をすべて否定されている(に違いないと思うので、異常にショックを受ける)」
とか、
色々な要素が絡んでいることがあったりします。

「ちょっと変わった気もするけど、かといって別に…ううん…」
とか、
「なんか別のことが気になり始めた気がする」
という場合は、もう一度「上司に怒鳴られるイメージ」に戻って、
「今度は何が気になるか」を探ります。


『さっきは頭が真っ白になったけど、今は「男ってホントクソだな」って感じ』となったら、
今度は、
「なぜ『男』でひとくくりにしてしまうのか?過去に『男はクソ』と思った経験が他にあるか?」
というところを掘り下げる、という感じです。
(あくまで例なのでね、男性の方ごめんなさいね)


これを繰り返して、
「怒鳴られる」ことへの恐怖心などが落ち着いたら、


あとは『実際に怒鳴られてみる』!です!

嘘だよ。


「起きないに越したことは無い」というトラブルの類であれば、
『「実際にその状況になってみる」必要はない』と、私は思っています。
どうしても試したかったら止めはしないが。

なので、
「怒鳴られるのは前よりましになったと思うけど、怒鳴られないために行動を見直していこう」
というのが大事なわけです。


・自分が、上司に怒鳴られるような行動をとっているのではないか?
 (皆に対して怒鳴っているのではなく、自分にだけ怒鳴るというのであれば、何らかの過失があるかもしれない)
・もっと上の人に相談はできないか?


など、行動面の見直しをしていけばよいのです。
ここで、「もし上の人間にチクったのがバレたら…と思うと相談できない」とかっていうのなら、
こっちでまたブロック解除かもですね。

(まあ、『怒られてもCHA-LA HEAD-CHA-LAなんで、これからも適当にやっていきまーす!』でもいいんですけどね)


上記の例では、掘り下げとかワークのターンをクッソ簡略化して書いているので、
実際はそんなにサクサク掘れないかもしれません。

絡まり方も色んなパターンがあるので、
掘り下げているうちに「え?そこからそんな風に飛躍するの?」というものもザラです。

こればっかりは人それぞれ、ケースバイケースになってしまうので、
ちゃんとワークをしたい人は講座に来てくださいませ。
損はさせないよ!!!